休日の「小さいけれど確かな幸せ」~駁二芸術特區を散策~
撮影/Cindy Lee
【◎文/李曉萍 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/Cindy Lee ◎寫真提供/小人類市集】
インスピレーションが涌かない休日の午後は、駁二芸術特區へと足を運ぶことが多い。ここではいつも何かしら、素敵な場所やイベントに出會えるからだ。たとえば、大義倉庫エリアの一角にある「泊·月白moonmist」は、日々の生活になじむ古道具やアート、茶席を扱うお店である。
店名の「月白」とは月が出る前の青白い空の色を、「泊」とは短い滯在を意味している。店內は「月白」の名にふさわしく、淡いグレーや青を基調としたシンプルなグラデーションで、さまざまな作品の背景になる。ここでは毎月異なるテーマのもと、國內外の工芸家による手作りの器などが展示され、現代生活における伝統工芸の美の実踐の場ともなっている。
寫真提供/小人類市集
ゆったりとお茶を味わった後は、引き続き駁二芸術特區を散策する。6/22(土)~23(日)には蓬萊エリアの野外広場、6/29(土)~6/30(日)には大義エリアのレンガ通りで、「小人物行銷工作室」の企畫による「涼」、「絵」、「時」をテーマとした夏のアートフェスティバルが開かれている。
撮影/Cindy Lee
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